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まっく ちきあげ便り　No.9 2009年冬

あっと言う間に1年経ちすぐに年末がやってきます。
最近年々時間が短く感じるこの頃です。そー言えばこの間、時間はみんなに平等にある訳でなく、人それぞれ違うとテレビで誰かが言っていました。　例えば、ちょっと苦手な人と一緒にいる1時間って長く感じられるけど、心ときめく素敵な人と過ごす1時間は短く感じる経験って、みなさんありますよね。これってもしかしたら、ただ感じるだけじゃなくて本当に60分が20分ぐらい長くなったり短くなっていたりして…　という事は、これを積み重ねて生きると、実際の年齢より老けて見えたり、逆に若く見える人の差ってこれかも！つまり1年を早く感じる私は、十年後も人より若さと美貌？を維持できる？　ふっふっ…面白い大発見かも。なんてありえない楽しい事を想像している今日この頃です。（素敵な人？お父さん…う〜ん？）　
前置きが長くなりましたが、早速まっく便りはじまり、はじまり〜。

“水曜ミステリー劇場”

うちで働く若手？只今彼氏募集中のＡちゃん。　
ちょっとおっとり天然入って明るい性格なのですが、先日仕事が終わって帰ろうとしていたら、先ほど帰ったAちゃんから「さ・さ・財布が無くなりました〜！」と電話があり話を聞くと何と家に帰って車に置いたはずの財布が無くなっている事に気付いたＡちゃん大パニック！
盗難事件という事で警察も来て事情聴取や指紋を採ったりと、まさにテレビドラマの１シーンみたい。　 さんざん話を聞いた警察の方が「車の中よかんべ探したな、もいっど見てみやい」と促されＡちゃん再度探しに行ったら何と！「ありました〜」って、あびしゃー！こんだけ大騒ぎして開いた口が塞がらない〜。
Ａちゃんは見つかってうれしいやら恥ずかしいやら、当然口封じのため会社に残っていた全員にジュースをおごるＡちゃんでした。（丁度その日は水曜日、テレビより一足先に始まって一件落着した水曜ミステリー劇場でした。）

“学問の道”

子供たちが通う桜山小学校には「小原國芳」という玉川学園を創立された立派な先生が卒業生にいます。先生は毎日久志の港町から往復24ｋｍの山道を勉強するために通ったそうです。　
この道を通称「学問の道」と呼んでいますが、先月中学二年の娘達のクラスで片道だけでも歩く事になり親子で参加しました。昔の岩場の獣道とは違いきれいに舗装された道でしたが、かなりきつい坂道で山道の中間地点では、出発した学校がすごく小さく見えこんな遠くから毎日小さい子が歩いて来ていたんだと思うとすごく感心させられました。娘も「私たちは当たり前のように学校に通えて勉強してるけど、昔は学校に行くのにも苦労したんだね、今はすごく恵まれているよね」と言ってました。　お父さんは「足が痛かで、やっぱい、おいは学問よっかい食いもんがよかね〜」だって、そしたら娘も「それなら私も毎日通えるかも」だって。お父さんと娘には“学もんの道”ならぬ“食いもんの道”が合っているようです。

“神輿頭”

お父さんは今年夏祭りのきばらん海で神事での花形、神輿頭をやることになりました。　
見た目以上にきついらしく、この日に向け体を引き締めダイエットするはずが何と逆に太り、当日は担ぎ手のみなさんからはブーイングだったようで少し落ち込んでいましたが、知り合いの子供たちから「大きくなったらおじさんみたいになりたい」と言われた一言がかなり嬉しかったようで、
「それだけで今日は満足！」と立ち直りも早いご機嫌なお父さんでした。　
ともかく無事大役を果たし、見ている私もほっとしました。（今年も見事な三尺玉花火打ち上げられました、みなさん本当に御苦労様でした。）

“坂本龍馬”

いよいよ来年は大河ドラマで坂本龍馬の「龍馬伝」はじまりますね〜、しかも龍馬役は福山雅治さま〜です。お向かいの奥さんと東京や大阪までコンサート行く大ファンの私としては、これは絶対毎週見逃せないです。　
お父さんも遅ればせながら最近人に勧められ読み始めた司馬遼太郎の小説「竜馬がゆく」にはまっており、「坂本龍馬はすごい魅力的な男やっど、こりゃ息子にも早よ読ませんといかん」と、お父さんのマイブームになっています。
ぜひ今度、龍馬とおりょうが日本人初の新婚旅行をしたと言われる霧島に行って温泉でも入ってゆっくりしてみたいです。　次回のまっく便りには霧島温泉レポートをご報告しますね。　
これだけ書いてれば必ず連れて行ってくれるでしょう。

皆様からのお便りも楽しみにお待ちしております。　
それでは次回のまっく便りをお楽しみに〜！