薩摩藩二十八代藩主、島津斉彬公によって琉球地方から魚肉のすり身を油で揚げた｢チキアゲー｣が薩摩に伝わり現在のさつま揚げになったと云われております。
昔は当然冷蔵設備もあるわけも無く、せっかく獲った魚を最後まで捨てずに使い切る、そんなもったいないの心で生まれた練り物をより美味しくと各地で独自の工夫と味付けが行われ故郷の味として親しまれてきました。

弊社もおかげさまで、さつま揚げを作り続けて50年を超え、創業当時からの味を継承し、守り続けられたのも、いつもご愛顧を賜っているお客様のお陰と感謝申し上げます。
昔ながらのさつま揚げ(古来)をはじめ、安全･安心な原料にこだわった無添加や季節ごとに旬の素材を使った限定品など、お客様のニーズに応えられるよう常に商品開発にも取り組んでおり、南薩摩の食文化や古里の情報を発信していく会社でありたいと考えております。

今後も社員一人一人が誇りと自信を持って製造し、納得のいく商品のみを出荷していく、その気持ちと伝統を守り、お客様に喜んで召し上がって頂き、自然と｢笑顔｣と｢笑顔｣でつながる、ちょっとした幸せを呼ぶ商品づくりが出来るよう、みんなでがんばっています。